LOGのハウス

エンタメ系メディア

2015-01-01から1年間の記事一覧

なぜ私は『ウルトラマンX』にユナイトできなかったのか? 歪みに満ちた作品を総括する

// こんにちは@Sanyontamaです。ウルトラマンXが最終回を迎えた。まずはTVシリーズでありながら、さも当然のように映画並みの特撮を見せつけてきたスタッフ、世界観に説得力を持たせてくれたキャストには敬意を表したい。映像面に関しては文句の付けどころが…

【総括】アニメ『ワンパンマン』が見せつけた王道ヒーローの姿

今期アニメの中ではトップクラスに面白かった「ワンパンマン」が終わってしまった。どうにかして二期を実現してほしいアニメの筆頭でもある。ワンパンマンは09年にONE氏がウェブサイトで発表した漫画が元になっている。アニメ版はアイシールド21の作画で有名…

『劇場版ラブライブ!』を公開した6カ国の興行収入をまとめる アメリカでは16万ドル超を記録

紅白歌合戦出場に解散騒動など、アニメ以外でも話題を振りまいているラブライブ。日本では6月に公開された劇場版「The School Idol Movie」が28億円の興行収入に達するなど、その人気は確かなものだと証明された。ファンミーティングも中国や台湾で開催予定…

「J・J・エイブラムス」という天才を称賛したい

天才を通り越して、映画界の至宝だと考えている@Sanyontamaです。J・J・エイブラムスという男がいる。映画やテレビで活躍し、様々なヒット作を手掛けた映像作家だ。話題の「スターウォーズ/フォースの覚醒」の監督脚本製作を手掛けている。製作、脚本、監督…

クソリプを送ってくる人の実生活が知りたい

クソリプを見ると上のような気持になる@Sanyontamaです。Twitterという人間動物園では様々なクソリプが飛び交っている。突然会話に割り込んでくる人間は珍しくない。適当につぶやいた事柄に対しても突っ込みを入れてくる人はいる。別に会話に割り込んでくる…

シン・ゴジラが抱える初代ゴジラの呪い

呪いのすさまじさに震えている@Sanyontamaです。待ちに待った日がやってきた。謎に満ちた「シン・ゴジラ」がベールを脱いだ。 エヴァンゲリオンで知名度のある庵野秀明氏が総監督と脚本を務め、日本沈没、進撃の巨人を手掛けた樋口真嗣氏が監督と特撮怪獣を…

【私は見た】ゴジラが初上陸した地、「大戸島」を訪ねてみた【たしかにあの島だ】

実は以前のブログからサルページした内容なんて言えない@Sanyontamaです。今年のGWに大戸島に行ってきた。え?大戸島なん聞いたことがない?大戸島とは1954年にゴジラが日本に初上陸した場所だ。ゴジラの襲撃により島は壊滅状態となった。その後大戸島は無人…

【考察&解説】『シビル・ウォー』はスティーブ・ロジャースの物語に思えた話

@Sanyontamaです。キャプテンアメリカ シビル・ウォーの予告編が遂に解禁。同名タイトルの原作はヒーロー同士の内紛を描いていたが、実写版もしっかりとその要素を投手する様子だ。 シビル・ウォーはアイアンマンも登場するため「アベンジャーズ2.5」や「ア…

なぜ『白鯨との闘い』のポスターはダサイのか?その理由は『仕方がない』ことだった

クジラを生で見たことがない@Sanyontamaです。「白鯨との闘い」という映画がある。「白鯨」の元となった事件を描いた作品だ。日本では16年1月16日に公開予定であり、賞レース本命とも言われている。そんな期待値の高い作品でひと騒動発生していた。それは「…

これだけはやめておけ!布教の際に避けるべき10のNG項目

徳を積みたい。@Sanyontamaです。布教活動という物がある。宗教のお話ではない。趣味や好きな物を相手に薦めることを「布教」と称する。いわゆるスラングというものだ。布教を行う理由としてはファンを増やしたい、自分がハマっている分野に他人を引き込み語…

大阪って映画鑑賞には理想の都市じゃないのか!?体感できる上映システムをまとめてみた!

日本の映画鑑賞環境が大きく変貌した2015年11月19日。 スターウォーズの仕組まれたチケット争奪戦は沈静化しつつあるが、どの劇場で見るべきか未だに悩んでいる人は多いと思われる。 スターウォーズが劇場選考を悩ませるのには理由がある。それは一部シーン…

エキスポシティの次世代IMAXを早速体感して歴史が変わったことを実感した話

日本ではIMAXを完全な形では鑑賞できない。そう思っていました。グランドオープンは19日だが17日からプレオープンとなり、エキスポシティのほぼ全施設が開放された。その中で最も注目されている(?)のが109シネマズ大阪エキスポシティだろう。ここには日本…

迷路は消滅せず? メイズランナー2における『メイズ(迷路)』の意味を考察する

迷路からの脱出を果たした彼らの行く末はどこか。Maze(メイズ:迷路)を失った作品は、どう向かうのか。 日本では第一作が話題となったせいか、本作はは世界公開とのタイムラグも短縮されての日本公開となった。 ヤングアダルト小説の映画化第二弾。前作メイ…

なんで洋画の宣伝は駄目になったんだろう?理由を考えてみた

極めつけはスターウォーズだ。SFというジャンルにとどまらず、映画そのものを代表すると言っても過言ではないビッグシリーズなのに、中途半端な時間での一斉公開と限定パンフがアナウンスされた。 なぜこんなことをするのだろうか。理解しがたい状況が発生し…

クールジャパン政策を批判する

たまには真面目な記事を。@Sanyontamaです。 官民一丸となって日本のコンテンツを世界に売り出す。 これだけだと聞こえがいい。しかし、実際には何をやっているのか、何が起きているのかを知る人は少ないと思う。 クールジャパン政策と言えば、我々の税金も…

『ビースト・オブ・ノー・ネーション』はフィクションと現実の境界を曖昧にさせる

// Netflixが劇場映画に参入する。その嚆矢となったのが「ビース・オブ・ノー・ネーション」だ。 劇場公開と同時にNetflixで配信されており、日本でも吹き替えと字幕の両方が用意されているなど、その革新的な手法には目を見張る。劇場公開と同時に配信が開…

ジョシュ・トランク版『ファンタスティック・フォー』は打ち切り漫画を彷彿とさせる怪作

// アメリカでの酷評もあり、覚悟を決めて鑑賞に望んだ臨んだ「ファンタスティック・フォー」だが、期待値を下げていたせいか以外にも悪くない作品に思えた。これは嫌いではない。ただ酷評される理由もわかる。 異次元転送中の事故で特殊能力を得てしまった4…

【機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ】『おっぱいに埋もれて死にたい』はギャグ発言か否か

おっぱいに埋もれたい。 2015年秋クールで最も注目されているのは、やはり「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」だろう。ガンダムシリーズの最新作と言うだけで、とりあえず鑑賞する人は多いはず。 記事執筆時点では2話まで放送されている。2話までに判明…

なんで普通に上映できないの!? それは観客不在の「虚栄プレミア」 

この発想は出てこなかった・・・。このシステムを思いつき、GOサインを出したWDJは天災の集団だと再認識した。 このニュースが報道されたのは10月6日朝5時だ。寝起きの頭では正しい判断が出来ず「一斉公開で特別上映!? お祭り感あるな!」とワクワクしたの…

『GONINサーガ』は時間を進めるために「生きる」ことを否定する

ヤクザから大金を奪った5人の男たちと、復讐するヤクザを描いたバイオレンス映画。登場人物は滅びの美学を見せつける。ほぼ男で構成される作品だが、画面からはなぜか色気が溢れ出す。本木雅弘の艶っぽさが悩殺してくるなど、奇怪な雰囲気を放つのがGONINだ…

変貌する『オタク』という存在 新世代の『オタク』について考える

なぜこんな記事を書くのかと言えばTwitterでこんなつぶやきが流れてきたからです。 高校生が書店で 「どんだけつまんなくても艦これとシンデレラガールズ抑えないとついていけないよな…」 って会話してて今のオタクは好きなもんも自分で選べねぇしもうオタク…

Secret baseが過労死する『実写ドラマ版 あの花』 

アニメや漫画の実写というのは禍根しか生まないように思えますが、この作品もとうとう実写になりました。 一般層にも受けたと思われるアニメ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」が実写ドラマになったわけです。 あの花です。ええ、テレビ版も映…

もう一人の自分に別れを告げよう/『心が叫びたがってるんだ。』 

「あの花」メインスタッフによる完全新作映画となれば見に行かなければならない。 ということで実写進撃の巨人後編を鑑賞後にはしご。 これは凄い作品でした。キャラクターがしっかりと生きていて、真実味に迫る声優陣の演技。高い完成度を見せつけてくれま…

「進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド」、その惨憺たる真実を目の当たりにせよ!

渦中の実写版「進撃の巨人後編」の公開が遂に始まった。個人的な意見だが、前編は予想外の健闘を見せてくれたので、後編も楽しませてくれるのだろうと思い込んでいた。巨人のシークエンスも良くできており、いよいよ実写版における世界の真実が明らかになる…

『劇場版ラブライブ!』が豪州とニュージーランドの興収ランクで30位圏内に食い込む快挙!

なんだかんだとラブライブの海外興収をお伝えするのも、今回で4回目になってしまいました。日本ではブルーレイの予約が開始された「劇場版ラブライブ!The school Idol Movie」がオーストラリアとニュージーランドでも公開されたんですよ。日本では200万人を…

不快だ!残虐だ!よよいのよい!で創作物を葬るな

こんにちは。さよたま (@Sanyontama) です。 表現、芸術に対する『挑戦』が起きたようだ。Twitterを見ていたら「食人族ブルーレイ、発売中止!」というつぶやきが現れて目の前が真っ暗になった。特に思い入れのある作品ではないが「クレーム」のおかげで見事…

映画の『字幕・吹き替え』って海外ではどうなっているんだよ?という話

Photo by:https://pixabay.com/ ※タレント吹き替え問題に突っ込むとややこしくなるため、今回は触れません。「字幕or吹き替え」論争という終わりなきテーマがある。論争の帝王にも思える存在だ。どっちで見るのが良いんだよ、と問われても私は字幕で見るこ…

当ブログについて

当ブログは様々な情報や考察を質している雑記ブログです。映画やアニメなどが主なジャンルとなっています。問合せ先当ブログへのお問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。sayokun134あっとgmail.comあっとを@に変更してください。またこち…

『劇場版ラブライブ!』は世界でヒットしているのか?台湾、香港、韓国での興収をまとめる

こんにちは。さよたま (@Sanyontama) です。 アメリカやオーストラリアでの公開が始まり、緩やかながら世界規模になりつつある「ラブライブ!」海外興行をお伝えするのも今回で3回目になります。アメリカとオーストラリアの予約状況は以前にもお伝えしました…

実写「進撃の巨人」がタイでヒット!4か国の興収を見る

日本では様々な意味で話題となっている実写版「進撃の巨人」前篇の海外興行が続々スタート。 国際的にも注目を浴びている本作ですが、各国の状況はどのようになっているのか調べてみました。現時点で調査できたのは4か国です。アメリカ公開を控えているので…