【これは愛国的活動だ】日米『巨大ロボット』対決でアメリカが本気すぎてヤバイ【クラタスVSMk.Ⅱ】
巨大ロボット決戦として話題となっている日本の水道橋重工が手掛ける「クラタス」と、アメリカMegaBotsの「MK.Ⅱ」との決戦を一年後に控える中、MegaBotsがクラウドファンディングをキックスターターで開始しました。
MegaBotsの"Mk.Ⅱ"を強化するための資金公募です。その内容がとんでもない物でした。スケールがデカすぎてこれぞアメリカ、やっぱりアメリカだ!USA!USA!という感想しか出てこない・・・。
Support Team USA in the Giant Robot Duel! by MegaBots, Inc. — Kickstarter
MegaBotsが「MK.Ⅱ」強化のためキックスターターで資金公募を開始。
資金公募プロモ動画も公開され、そのセンセーショナルな内容は格闘技の煽りVTRを思わせる仕様になっています。
さて、本題である資金公募の内容です。
その内容が凄いことになっています。これは本気すぎてワクワクしてくる・・・。
資金は50万ドル以上を公募。金額により段階的に強化内容が増えていくとのことです。
50万ドル
・高速化
・装甲強化
・武器の強化
・電源の強化
100万ドル
・バランスの強化
125万ドル
・パイロットの安全保護システム
最初に行うべきと思える安全保護システムですが125万ドル調達で実現へ。NASAへ協力を仰ぎ、宇宙開発で培われた安全保護技術を供与してもらうとのこと。
150万ドル
・ハリウッド級の塗装
アメリカ初の巨大ロボット故に、国家の威信をかけ「FonCo Creative Services」に塗装を依頼し芸術的に仕上げる。
Support Team USA in the Giant Robot Duel! by MegaBots, Inc. — Kickstarter
最終的にはこのような形状になるようです。
アイアンパトリオットを感じるデザインで期待を裏切りません。アメリカはこうでなくちゃ。
出資は5ドルから可能で、出資者には金額に応じて特典も存在しています。
5ドル
・日本から世界最高の巨大ロボットという地位を奪うための「愛国的な義務」を果たすことに貢献したとしてMegaBotsウェブサイトに名前を掲載。
10ドル
・ステッカー
15ドル
・RobocraftでMk.Ⅱを操縦できる
25ドル
・世界最高のロボットを讃える愛国心あふれるポスターをプレゼント
いやだ、かっこいい、ほしい・・・。
50ドル
・誇り高きMegaBotsクルーTシャツ
150ドル
・3Dプリンターで作られたミニMk.Ⅱおよびステッカー、Tシャツ、ポスターにチームの写真をセットにしたコレクターズエディション。
250ドル
・サンフランシスコでのMk.Ⅱイベントご招待
750ドル
・VIPイベントでMk.ⅡへサインしてMegaBots創設者たちと写真を撮ろう
1000ドル
・Mk.Ⅱに搭乗して障害物コースを運転しよう
2000ドル
・砲手席にのり、クラタスのモックアップを破壊できる!
5000ドル
・Mk.Ⅱで車を破壊できる
10000ドル
・ピットクルーの一員として日米決戦に参戦(すでに規定数を見たし受付終了)
Support Team USA in the Giant Robot Duel! by MegaBots, Inc. — Kickstarter
NASAやハリウッドまで巻き込むという、アメリカ国家の威信をかけたロボットが完成するようです。
もうスケールがでかすぎて言葉が出ない。これぞアメリカですよ。日本はどうするのか心配になってくる気合の入れよう。
説明文で"patriotic"(愛国的)という言葉を多用し、本気以上の本気を感じさせます。これはおっそろしい相手になりそう・・・。
なお顧問はディスカバリーチャンネルの「怪しい伝説」でおなじみのグラント・イマハラ氏、X-Prize創設者のPeter Diamandis氏にバトルボット創設者のTrey Roski氏とGreg Munson氏。
どこかで聞いたことのある名前が登場しており、本格的な国家的計画を思わせます。
スポンサーはあのAutoDeskです。設計ソフトウェアなどを提供しているとのこと。
このスケールのでかさ。やっぱりアメリカだ。
アメリカ側が本気すぎてクラクラしてくるほどに、異様な熱を帯びた日米決戦。
一年後に迫る中、日本の動きも気になりますね。
テレビ中継等があれば凄い視聴率を稼げそう。
アメリカだと既に放送権とかが動いているのでしょうか。すでに映画のような流れです。実際に数年後、世界初の巨大ロボット対決として映画化されそう。
もうワクワクが止まらない。この勝負の行方は是非とも生中継してほしい。
どうなる日本。巨大ロボット文化の威信がかかっているぞ!