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せまひろかん

どこまでも

せまひろかん

ネタとガチと小説的な物が存在している

キンプリの応援上映に行ったら観客が先鋭化しすぎていて限界だった

映画

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何かと話題を振りまいているキンプリ。
毎日TLで話題になっていることもあり「もう一度みたい」と思ったので、応援上映に行ってきたんですよね。

初鑑賞時も応援上映だったのだけど、そのときはコールも何も知らない状態だったのだけどとても楽しめた。映画の新時代が到来したって思いましたね。

stohspaceg.hatenablog.jp
ここでも書いているけど、初めての応援上映はすごく楽しかったんですよね。もう最高、もう一回行きたい!って思うほどでした。応援上映そのものは素晴らしいシステムですよ。

前回は田舎の劇場だったので客入りはそこそこ。満員状態ならもっと楽しいんだろうと思い、今回は大都会の劇場まで赴いたわけ。

結論から言うとひど過ぎた。オタクが先鋭化しすぎていて、ついていけなかった。
応援上映そのものを批判する記事ではないことを断っておきます。個人的な意見としては他の映画に広まってもいいと思っています。だけど、ここの応援上映は「それなんか違うだろ」と思うほどひどかったんですよね。

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初心者お断り

コールは予習して、キングブレードも購入してノリノリで劇場に向かったんです。
応援上映って観客と作品の対話だと思っていたのだけど、この劇場はひどい。

観客同士でノリツッコミ始めるんですよね。
コールの場面を間違えた人がいたら「まだ早いよ!」って突っ込んできやがるの。それで劇場が笑いに包まれる。僕は二回目だったから何とか笑うことができたけど、初鑑賞者からしてみると意味不明すぎて完全に置いてけぼりだよね。あほなのかと。

それに最前列でやたら目立つやつがいる。目立つのはいいけど、そいつの音頭に他の観客が従うっていうスタイルになってた。
そいつが「回想始まりまーす」というと他の観客は「はーい!」と答える。なんだこいつらって思った。こいつ応援上映を私物化しすぎだろと。ここは体育祭の応援団かなんかかよ。ふざけんなよ。

こんな感じで観客同士のノリツッコミが延々と続いていくし、ヤジも多くて適切なコールがわからなくなってしまった。どこで何を言えばいいのかさっぱりわからず、とりあえずキングブレードを振るしかなく。振っても楽しくないってどういうことよ。

寒いノリツッコミのおかげで心が削られていく始末。初参加時とは勝手が全く異なるおけげで全然楽しめなかった。パワーインフレってこういうことなんだと実感させられましたね。『バットマンVSスーパーマン』でラストバトルについていけないバットマンの気持ちがよく分かった。

上映が終わると「お疲れ様でした!」と例の応援団長が叫ぶ。これはまあいい。実際に疲れたからな。
続けて「次回もよろしくお願いします」とか抜かしやがるの。次も参加する前提かよ。なんだよ部活かよ、ふざけんなよ。応援上映ってそういうものじゃないだろ。スクリーンと観客の対話じゃないのか。いくらなんでも私物化しすぎだろ。

こんなに楽しめないとは思っていなかったわ。通路挟んだ隣に座っている人も目が完全に死んでいたし、僕と同じ心境なんだろうなあと思いましたね。

感情を返して

初めてプリズムショーを見た時の感情を返してよ。今回は煌めきなんか全く感じなかったよ……。

初参加時の応援上映は「映画観賞のスタイルが大きく変わった、これは大事件」と思ったほどの衝撃、そして楽しさがあった。何度も参加する人の気持ちが理解できたし、僕も実際にそうなったから二回目に行ったわけなんですよ。

だけど、今回は内輪に打ちのめされた。なんか違うな、違うよな、と違和感ばかりが募っていき精神が消耗する始末。観客同士でノリツッコミするなら自宅でやれよと。アホなのかなって思う。

応援上映なのだし騒いだりするのは構わない。ばか騒ぎ最高!って思う。だけど
観客同士でノリツッコミするような「内輪ノリ」で盛り上がったりするのはどうなのかと僕は思いますね。

何度もいますが、僕は応援上映肯定派です。他の作品にも広まれば良いと考えているし、皆もこの楽しさを体験してほしい。
だけど、ここの応援上映は内輪ノリが酷すぎた。内輪で楽しむのは違うんじゃないのかと、僕は問いかけたい。内輪ノリなら映画館でやる必要はないじゃない?って何度でも問いかけたい。

応援上映にも節度が必要なのかなと考えさせられますよ……。応援上映怖い。

『行け!般若マン』はヤバい、マジでヤバすぎてヤバい

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久々にヤバイ作品を見た。あまりにもヤバすぎたので記さねばならない。ヤバイしかいえねえよかよ、と思われるだろうが、般若マンを見る前と後では僕の語彙力が大幅に失われてしまった。
@Sanyontamaです。

『行け!般若マン』という作品がをご存じだろうか?
清洲昇吾氏が『行け!ゴッドマン』などの『行け!シリーズ』にオマージュを捧げて制作した作品だ。「行けシリーズ(勝手に)40周年記念作品」と銘打たれている。

凄い。こんな作品が存在しているのか。自分の世界が狭すぎるという事実を突きつけられた。

これ以降は「ヤバい」しか言っていないので閲覧に注意してもらいたい。レビューでも感想でもなんでもない。備忘録にすらなっていない。

ネタバレがあります。物語を最初から最後まで記しています。

何もかもがヤバイ

とあるイベントで本作が上映され、会場は笑いと衝撃の渦へ叩き込まれた。久々に「ヤバい。これはイカレている。頭がおかしい」と感じた作品だ。語彙力を奪われてしまった。

何が狂っているのかと言うと、1話は3分20秒ほどなのに、OPで1分近く消費する。ヤバイ。本編が短すぎる。

OP曲は歌唱と歌詞テロップがあっていない。歌唱にワンテンポ遅れて歌詞テロップが表示される。ゴッドマンもこんな感じだった。リスペクトしまくっててヤバイ。

第1話

人間(メガネ君)が地球に落ちてきた悪役・ザイアーク星人の宇宙船を弄ぶ。

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こいつのせいでザイアーク星人が宇宙船から解き放たれてしまう。ヤバイ。宇宙船には見えないものを弄る好奇心がヤバイ。

そしてこうなる。

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追いかけられる場面はスロー演出のおかげでシュルレアリスムな映像になっている。

その後、唐突に般若マンが登場する。

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横溝作品とかに出てくる殺人鬼にしか見えない。なんだこの姿は。ヤバイだろ。

1話は般若マンとザイアーク星人が対峙して終わる。ヤバイ。尺の使い方を間違っている。ヤバイ。OP削れよ。

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第2話

冒頭から「般若ファイト!」と叫び出す。レッドマンかよ。
なお本作は現在のレッドマンブーム以前に制作されている。清州監督の名誉のためにも"便乗"ではない事を伝えておきたい。

アクションはぼんやりとしている。もっさりではなくぼんやりとしている。

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ペチペチって感じのアクションが続く。切迫感や緊張感が皆無。こんなのが延々と続く。緩すぎてヤバイ。

第2話はなんか般若マンがピンチに陥って終わる。

第3話

最終回である第3話は何もかもが狂っている。

色々あって危機を切り抜けた般若マン。遂に必殺の武器を使う!
必殺の武器は「般若マン・ソード」と言うらしいが、どうみてもドスにしか見えない。

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おかげで般若の面をかぶった猟奇殺人鬼にしか見えない。
石井輝夫作品とかに出てきそう。これは返り血で着物と面が汚れる奴ですわ。血まみれで廊下を歩いていたら、鉢合わせた人が気絶するパターンですわ。

このドスをザイアーク星人へと突き刺す。"グシャ"っという生々しい音が響き、勇猛に響いていたBGMも停止する。なるほど、ここが笑いどころかと言わんばかりの演出にイベント会場が爆笑で彩られた。

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もがき苦しむザイアーク星人を抑え込む。ドスを深く刺し込むためだろう。息の根を確実に止めるという気概が感じられる。最近のヒーローは怪獣に優しいから困る。
悪は徹底的に懲らしめる。これこそヒーローのあるべき姿だ!

そして、死亡(?)したザイアーク星人は抜け殻(?)のようになり、ビルに覆いかぶさってしまう。

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般若マンは抜け殻(?)を消し去るために謎の技を使う。

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 「般若マン超電磁波!」とか発言していた。なんで電磁波なんだよ。もっとカッコイイ名前あるだろ。ネーミングセンスなさ過ぎてヤバイ。

電磁波を使うと抜け殻が爆発する。

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爆発する。

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 爆発に巻き込まれて街が吹き飛んでしまう。

般若マンの方が街を破壊してんじゃねーか!!

ザイアーク星人は街に出てすらいないんだぞ。公園で暴れてただけなんだぞ!なんでこうなるんだよ!!

なんなんだよこれは。

そしてメガネ君はこれである。

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全部お前が悪いんだろーが!

お前が宇宙船を弄ばなければ街は吹き飛ばなかったんだよ!
なんだよこれは…。なんで喜んでるんだよ…。頭おかしいだろ…。

ちなみに般若マンもこれである。

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このやりとげた感。

ドスでザイアーク星人をぶっ殺し街を吹き飛ばしているのに、このダブルピースである。
ここまで突き抜けていると何もかも許してしまえる。こんな姿を見てしまうと般若マン最高!と思えてくる始末だ。

ヤバイ。ヤバすぎる。何を考えて生きればこんな作品を作れるんだ。理解できない。
ここまでぶっ飛んでいると全部愛せてしまう。ヤバイ。意味不明すぎて愛おしくなるってどういうことだよ。

本編以外もヤバイ

ヤバイのは本編だけじゃない。

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パッケージは凝っている。
その1ってなんだよ。その2はいつ出るんだよ。

ちょっと待てよ、なんかおかしいぞ。

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本編における第2話の表記は"その2”だったぞ!
もちろん第3話は"その3"だ。
すでにその2は存在しているが、実際に"その2"はまだ製作されていない。何がどうなっているんだ。
支離滅裂すぎるだろ。意味がわからない。日本語がおかしくなるわ。何が言いたいのか僕にも分からん。

そしてこの中身である。

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パッケージに拘るならラベルにも拘れよ!!!

どこで力尽きたのか。デザインが思いつかなかったのだろうか?
ヤバイ。やる気があるのか無いのか読み取れなくてヤバイ。だからその1ってなんだよ…。

実は深い

未だに続編は製作されていない。イベントではその理由を清洲昇吾監督が語った。

「敵が足りないから続編が作れない」

深すぎる。
ヒーローと言うのは悪役がいなければ成り立たない存在だ。その悪役が不在では作品が成り立たない。これは深い言葉が出てきたぞ…。

ヒーローが悪を呼び寄せると言われることがある。シビル・ウォーでも言及があったほどだ。ヒーローさえいなければ、世界は平穏無事なのでは。
ヒーローが活動しなければ、悪を呼び寄せることもない。般若マンはそこへ踏み込み、そして体現している。
哲学の世界である。ヒーローの神性に踏み込んだ名セリフと言える。

監督はヒーローとは何かという哲学に挑戦しているようだ。これは迂闊に続編を作れとは言えない。

なお現在敵は募集中とのこと。
般若マンがいなければあの世界は平和を保てるのではなかろうか。募集というのもヒーローの哲学に挑む要素に思えてしまう。般若マンとはヒーローに一石を投じる作品なのかもしれない。

これは深い作品といえる。

本作のDVDは各地のイベントでしか入手できないようだ。鑑賞してみたい人は根気よく探すしかない。どこかで見つかるだろう。諦めなければ幸せはきっとやってくるはずだ。



会話を自分中心に持っていく人との接し方が分からない

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何かを決めようとしているのに、話題を変更して自分の得意分野に持ち込む人っていますよね。
@Sanyontamaです。

たまにいるんですよね。どんな話題でも"自分中心"に持っていく人って。

すっげー厄介

旅行のスケジュールとか決める時ってあるじゃないですか。
目的はどこで何泊にするか。どこへ行きたいかを決める作業ってすごく楽しいんですが、そういう時に限ってすっげーどうでもいいこと言い始める人っていますよね。
「あー、ここ昔行ったよ。家族と言ってさ、親が云々」と観光地に関する内容ではなく完全な身の上話始める奴っていますよね。

凄く厄介なんです。
今はその話をしている場合ですか?馬鹿か?と思っちゃうんですよね。口に出すと喧嘩になりかねないから心の中でつぶやく小心者なんですけど。

重要な物事を決定する場なのになんで自分中心の話題に持っていこうとするのだろう。
「まま、その話はあとで」と言っても、しばらくするとまた自分中心に持っていきはじめる。

サークルとか、仲間内とかで集まるとそういう人が紛れ込んでいたりします。
なんでそんなことが出来るんだろうかと。不思議で仕方がない。面倒事は早く終わらせておくべきなのではなかろうか。自分中心の話題にするとそれだけで帰る時間が遅くなるのに、なぜその方向へと持っていきたがるのだろうか。

"どうでもいいこと"だと思っているのだろうか。
それなら黙っていてほしいんです。引っ掻き回すように話題を変更されるとすごく困る。
こんな自分勝手な人をどう扱えばいいのか分からないから、しばらくの間は彼の空気に呑まれてしまう。
再会のタイミングを見失ってしまい、無理やり本題へと戻すことになる。
「すまない!」と断りを入れて軌道修正することになるのだけど、なぜか僕が罪悪感を持つことになってしまう。

おかしな話なんですが、罪悪感が芽生える人もいるんですよ。関係ない話題でもぶった切るのには勇気がいるんです。

どうしろと!?

いやあ、どうすればいいんでしょうかね。
議論開始時に「関係ないことしゃべったらぶん殴る」ぐらいの意味を込めた注意喚起を行う必要があるのでしょうか。

本当に困ったものです。
世界は自分中心で回っていると思い込んでいるのでしょうか。
議論と関係のない話題をベラベラと喋られてしまう根性と思考が理解できない。

こういった自分勝手な人とはどう接するべきなんでしょうか。
本当に面倒くさいんですよ…。

ミニマリストが理解できなくて怖い

コラム

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最小主義者を指す言葉。物を持たない生活を行う人も意味する。
@Sanyontamaです。

テレビやネットで時折紹介される奇々怪々な存在。他人の思想なのだから口出しする気はないのだけど、僕はミニマリストが怖い。今回はそんな自分の考えを垂れ流していく。

僕らは永遠に分かり合えない

断捨離という言葉がある。不要な物を捨てて心身を楽にしていく術だ。
不要な物を捨てていくというのは理解できる。物を捨てないとゴミ屋敷へと変貌してしまうし、客を呼ぶことも出来なくなる。
だから断捨離は可能な限り行う方が良いと考えている。

だがミニマリストは断捨離を飛び越え、はるか先の、言ってしまえば何万年先の未来に生きている。
部屋には必要最低限の物しか置かれていないらしい。テレビとちゃぶ台、パソコンがあるぐらいだ。
いや、それすら持たず、最低限の着替えと寝袋で生活している人もいるらしい。旅行でもしているのかと思う。

布団もベッドもなくて熟睡できるのだろうか。家の中ではどのようにして暇をつぶしているのだろうか。

自分が何もない部屋で1週間生活しろと言われたら、すぐさま発狂してしまうだろう。
テレビも漫画もない空間で、どのように過ごせばいいのだろうか。
全く想像できない。寝るて仕事に行き、帰ってきたら風呂に入って寝るだけという生活に何の意味があるのだろうか。1週間経過したら「なんて無駄な時間を過ごしたんだ」と後悔に苛まれてしまうだろう。時間を返してくれと言い始めるかもしれない。


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僕には物を持たない生活なんて到底不可能だ。
漫画だって読みたい、おもちゃも欲しい。映画も見たい。物欲に塗れているから物を持たない生活を実現することは出来ない。
そもそも実現しようとも思わないのだけれど。

でもそれを実践している人がいるわけだ。
生きることに必要な物だけを残して、あとは全て捨ててしまうという生活をしている人がいる。
なぜそんなことが出来るのだろうか。僕とは全く違う世界に住んでいるとしか思えない。文化や風習が全く異なる惑星から来ているのかと錯覚するほどだ。

そんな生活でストレスは貯まらないのだろうか。気が狂ったりしないのだろうか。何かの拍子に物を購入してしまうことは無いのだろうか。日々そんなストレスと戦っているのだろうか。
そんな事ばかりを気にしてしまうと、やはり僕とミニマリストは分かり合えないんだと実感させられる。

もう文明から遠ざかればいいのに

物で溢れた日本で暮らす意味はあるのだろうか。

物を持たない生活がしたいというのならば無人島にでも行けばいいのにと思う。

なぜわざわざ日本で生活するのだろう。物を持たないのならば、そのスタイルに相応しいところがあるはずだ。

なんで都市で暮らそうとするのだろうか。物を持たないなら山奥や無人島に行けばすべてのしがらみから解放されて楽になれるはずだ。

おわりに

やっぱり僕にはミニマリストが理解できない。
まあ他人の生活スタイルに文句を言うのは野暮だし、おせっかいそのものなのだけど。

物欲に塗れた僕からしてみると、物を持たない人を羨んでいるのも事実だ。僕には物を捨てることが出来ないから、それを実行できる人は本当に素晴らしいと思う。
でも行き過ぎると、理解が出来なくなってしまうのだ。

人の思考っていうのは難しい物だ。

【初心者向け】アメコミ映画はどれから見ればいいのか"一覧表付き"で解説する【マーベル編】

お役立ち 映画

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アメコミ映画はどれからみればいいのか分からない。そんな初心者向けの解説記事です。

こんにちは@Sanyontamaです。

アメコミ映画って面白いですよね。面白いんですが、ややこしいんですよね。数が多すぎてどれから見ればいいのかさっぱり分からない。
アメコミっていうと出版社の垣根が存在しないって思っている人も多いので、「アイアンマンとスーパーマンって共演しないの?」って声もあるほどですしね。

作品数も多く「どれからみればいいのー!?」って人も多いと思うので簡単に解説していきます。今回は『マーベルコミック』の実写映画について。
おすすめの作品ランキングとかではないので注意してください。

アメコミ出版社

アメコミはマーベルコミックとDCコミックが二大出版社として君臨しています。
マーベルは『アイアンマン』 『キャプテンアメリカ』 『マイティ・ソー』 『スパイダーマン』などのキャラクターを有しています。

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http://www.sheknows.com/entertainment/articles/1101469/how-well-do-you-know-marvel-comics

対してDCコミックは『スーパーマン』 『バットマン』 『ワンダーウーマン』 『グリーンランタン』などがあります。
なのでこの二つの出版社が共演することはありません。厳密にはコミックでは共演したことがありますが、実写映画では恐らく実現できないと思われます。

他にもダークホースコミックやイメージコミックがありますが、現在の映画界を席巻しているのはマーベルコミックとDCコミックの二強と言う状態です。

実写映画の製作会社

マーベル作品は主に『20世紀FOX』 『ソニーピクチャーズ』 『マーベルスタジオ』が各キャラクターの権利をマーベルから取得して映画を製作しています。権利関係でキャラクター同士が共演できない事も発生しているので、ややこしさを増す原因になっています。

20世紀FOXは『X-MEN』 『ファンタスティックフォー』 『デッドプール』などの権利を有しており、実写作品を製作しています。

ソニーピクチャーズは『スパイダーマン』の権利を有していて、サム・ライミ版スパイダーマン三部作、アメイジング・スパイダーマン2作品を製作。

マーベルスタジオは所謂『マーベル・シネマティック・ユニバース』を構築しております。『アイアンマン』とか『アベンジャーズ』とかですね。

キャラクターごとに製作会社が異なる点もややこしさを増す原因です。今回は『マーベルコミック』の実写映画編。製作会社別及び現在もシリーズが継続されている作品群についてフローチャートで示し、簡単な解説を記していきます。

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各映画会社の作品について

マーベルスタジオ製作一覧

マーベルが設立した映画・テレビ部門。かつては20世紀FOXなどと共同で映画を製作してきましたが『マーベル・シネマティック・ユニバース』を本格的に始動させてからは独立して映画を製作しています。

『マーベル・シネマティック・ユニバース』は『MCU』と略される架空の世界。アイアンマン、キャプテンアメリカなどのスーパーヒーローたちがこの世界に存在している設定です。シーズンを"フェイズ"と表記しているのもMCU特徴です。

MCUに属する作品は以下のようになっております。()は公開年。公開順に記しています。基本的には公開順に鑑賞すればOKです。つまりこの図解チャートの上から順に見ていけば良いというわけです。
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アイアンマン (2008)
みんな大好きアイアンマン誕生秘話を描いたMCU第一作。スーツづくりの試行錯誤が見所。記念すべきフェイズ1のスタートです。これから鑑賞しましょう。

インクレティブル・ハルク (2008)
激怒すると緑色の大男に変身してしまう力を得てしまった男の物語。パワー勝負が癖になる。

アイアンマン2 (2010)
スーツケースで変身する社長が見所。視覚的に楽しい作品になっています。


マイティ・ソー (2011)
雷神の物語。人間の女性と恋に落ちたりするロマンチストな雷様が主人公。浅野忠信さんも出演しているよ。

キャプテンアメリカ/ファーストアベンジャーズ (2011)
大正義キャプテンアメリカ誕生の物語。ナチスと戦うキャップをみんなで応援しよう!


アベンジャーズ (2012)
アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルクが勢ぞろいする超豪華作品。練りこまれた脚本と飽きさせない演出、怒涛の戦闘が魅力のフェイズ1集大成。

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アイアンマン3 (2013)
アベンジャーズの戦いで心的外傷を負ったアイアンマンを描く。物語はキャラの心理へと舵を向けたフェイズ2の開幕。

マイティ・ソー/ダーク・ワールド (2013)
アベンジャーズの戦い直後から物語は始まる。雷神ソーと弟ロキが主軸。

キャプテンアメリカ/ウィンター・ソルジャー (2014)
MCUの中でも傑作中の傑作と呼ばれる作品。キャプテンアメリカの正義と孤独、そして友情を描いた濃密な物語。MCUはキャラの心理へと突入する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー (2014)
銃をぶっ放すアライグマ。木のバケモノ。赤い大男・・・。多様なキャラが楽しめる傑作。大人から子どもまで楽しめる明るい作劇が魅力。夢中になること間違いなし。


アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン (2015)

アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソーなどが再び集結する。キャラクターの心理を描きつつ、アベンジャーズの軋轢をも描く。アベンジャーズはどこへ向かうのか。MUCの大きな分岐点となった重要な作品。

アントマン (2015)
ちっさくなれる犯罪者が主役と言う特殊な作品。これが明るくコミカルで面白い。アベンジャーズの要素が絡んでくる点も堪らない、フェイズ2最終譚。

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シビル・ウォー/キャプテンアメリカ (2016)
アベンジャーズの戦いにより犠牲が出た。彼らの強大な力は危険視され、活動に一定の制約を課そうとする動きが出始め、アイアンマンはそれに賛同する。キャプテンアメリカは反対し、アベンジャーズが二分されてしまう。そして両者は禁断の戦いへと突入してしまうフェイズ3の幕開け。
ちなみに、この作品では日本でも大人気の『スパイダーマン』がMCUに初登場。

ドクターストレンジ (2016)
日本でも人気のベネディクト・カンバーバッチが主演。魔法使いのおっちゃんがニューヨークで活躍する。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2 (2017)
14年公開作の続編。キャラクターが増える噂もあり。なお8Kで撮影される様子。

スパイダーマン ホームカミング (2017)
MCUスパイダーマン初の単体作品。シビル・ウォーの続編になるのか、はたまたオリジンを描くのかは不明。

マイティ・ソー/ラグナロク (2017)
ロキが最後の出演になるとも言われている作品。兄弟はどこへ向かうのか、注目。

ブラック・パンサー (2018)
一足先にシビル・ウォーに登場する黒人ヒーロー単体作品。ワガンダの国王様です。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart1 (2018)
恐らくサノスとの決戦が描かれるはず。60名近くのキャラクターが登場し、フルIMAX撮影が行われる狂気の作品。

アントマン・アンド・ザ・ワスプ (2018)
アントマン続編。第1作では回想のみに登場した『ワスプ』がメインキャラクターとして登場します。今回のピム博士の娘『ホープ』がワスプになります。

キャプテンマーベル (2019)
原作では地球に送り込まれた宇宙人スパイ。アベンジャーズへの参加はどうなる?

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーPart2 (2019)
Part1の続編だが、その間にアントマンやキャプテンマーベルが公開されるので、どのような物語展開になるのかは全く不明。サノスとの決戦が続く?

インヒューマンズ (2019)
宇宙人によって生み出された超人類たちの物語。アベンジャーズの後に公開されますが物語展開はどうなる?フェイズ3最終作?
ディズニーのスケジュールが過密となり、公開が白紙になりました。

以上がマーベルスタジオ作品です。
MCU作品は公開順、つまりここに列挙してきた上から順番に見れば大丈夫ですが、フェイズ2のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはまだアベンジャーズと大きく絡んでいないので、フェイズ2のどこで鑑賞しても大丈夫です。

MCU作品はTVドラマはネットドラマも存在していますが、基本的には映画版を観れば大丈夫な作りになっています。より深く楽しみたいのならば『エージェント・オブ・シールド』 『デアデビル』なども見てみるといいでしょう。

 

20世紀FOX製作作品

FOXはX-MENとファンタスティックフォーの権利を所有。マーベルスタジオと(今のところ)クロスオーバーする予定は無し。同じマーベルのキャラクターを実写映画にしていますが、MCUの世界とは絡むことがない"独立した世界"を構築しています。

・X-MENシリーズ
ミュータントで構成されるスーパーヒーローチームを描いた作品群。公開順に見ていけば大丈夫ですが、過去編、現代編が存在しており、時系列は結構ややこしいのです。
そのためチャートは公開順と時系列順の二つを用意しました。f:id:Sanyontama:20160405221946j:plain

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X-MEN (2000)
ミュータントで構成されるスーパーヒーローチーム初の実写化作品。お馴染みのウルヴァリンなども既に登場しています。

X-MEN2 (2003)
前作を超えるアクションが盛り込まれ、興行的にも成功。評価も前作を超えているので必見。

X-MEN: ファイナル ディシジョン (2006)
シリーズ最終作。ミュータント治療薬が主軸となる。ミュータントは病気なのか、人間とは生命とは何かに踏み込んだ作品。

ウルヴァリン: X-MEN ZERO (2009)
ウルヴァリン誕生の物語を描いた上記三部作のスピンオフ。デッドプールじゃないデッドプールがある意味見所。

X-MEN: ファースト・ジェネレーション (2011)
X-MENというチームの誕生を描いた作品。時系列的にはX-MEN(2000)の前日譚。キューバ危機など歴史との絡ませ方が見事な傑作。

ウルヴァリン: SAMURAI (2013)
ウルヴァリンスピンオフ第二弾。日本を舞台にミュータントより強そうなヤクザと戦ったりする。色々な意味で夢中になること間違いなし。

X-MEN: フューチャー&パスト (2014)
ファイナルディシジョンとファーストジェネレーションの続編。ロボット・センチネルの脅威に立ち向かうため歴史改変へと挑む。過去すべての作品を無駄にしていないという凄まじい傑作。

X-MEN: アポカリプス (2016)
ミュータントの始祖であり、最強の存在でもある『アポカリプス』が登場。ファーストジェネレーションの続編。とにかく破壊が見どころになる様子。X-MEN過去編の最終章になるようです。

X-MENシリーズの時系列は複雑です。ファイナルディシジョン後に世界で大事件が発生し、その原因を取り除くために過去の改変を試みてファーストジェネレーション後の時代へと飛ぶという流れです。そのためフューチャー&パストはファイナルディシジョン、ファーストジェネレーション両方の続編でもあるのでとてつもなくややこしいのです。初心者には時系列順鑑賞はお勧めできません。

この後もウルヴァリン単体三作目、X-FORCEなども予定されていますが、公開時期、時系列が不明なので今回は割愛させていただきました。

・X-MENスピンオフ
デッドプール (2016)

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http://www.foxmovies.com/movies/deadpool

皆大好き俺ちゃんが主演デビュー。評価も高く興行収入もR指定作品としてはトップクラス。初主演でトップスターになってしまった俺ちゃん。自身をコミック(映画)のキャラクターだと自覚しているメタキャラクター。第四の壁を超える存在でX-MENと世界観を共有しており、劇中にも「恵まれし子らの学園」が登場しています。現時点ではどの時系列に属すのかは不明。

・ファンタスティックフォー
ファンタスティックフォー (2015)
アメコミ初のスーパーヒーローチーム。しかし評価は散々。頭を抱えたくなる作劇は様々な意味で必見。これ以前にもファンタスティックフォーの映画は2作品ありましたが、2015年版とは関連がありません。ちなみに2015年版は続編が製作される予定でしたが興行的、批評的にも失敗しているので続編は中止になったという話も出ています。
X-MENと世界観を共有していますが果たして・・・。

ソニーピクチャーズ製作作品

サム・ライミ版スパイダーマンシリーズ (2002~2007)
日本でも大ヒットを記録したシリーズ。主演はトビー・マグワイヤ。スパイダーマンといえば彼を思い浮かべる人も多いはず。このシリーズは3部作で完結しており、他の作品と世界観を共有していません。独立した作品として楽しめます。

アメイジング・スパイダーマンシリーズ (2012~2014)
こちらは2作品が公開されました。サム・ライミ版及びMCUとは全く関連のない作品です。紆余曲折あって、第2作でシリーズは打ちきりになってしまいました。興収や評判が悪かったというわけではありません。詳細は後述。

スパイダーマン ホームカミング (2017)

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http://collider.com/spider-man-civil-war-comics-storylines/

シビル・ウォー/キャプテンアメリカにスパイダーマンが登場することは周知の事実ですが、そのスパイダーマンを描いた単体作品が2017年に公開。こちらはサム・ライミ版、アメイジングシリーズとは関係のない作品になっており、アイアンマンやキャプテンアメリカが属する『MCU』の一作として公開されます。ソニーとマーベルスタジオが提携して実現した奇跡。

スパイダーマンがMCUへ参加するため、アメイジングシリーズは2作品で打ち切りになりました。MCU版では『トム・ホランド』という若手がスパイダーマンを演じています。



現在まで続くアメコミ映画マーベルコミック編でしたが、作品数はかなり膨大です。基本的には『MCU』を見ておけば大丈夫だと思われます。スパイダーマンも登場しますしね。

アメコミ映画は単純なヒーローものではなく、キャラクターの心理や政治的側面にも突っ込んだ高度な物語展開を魅せてくれるので、本当に唸るほどの質を誇っています。子どもから大人まで楽しめる理想的な作品も多いので是非とも鑑賞してほしいです。ヒーローが戦うアクション映画としても良くできているので、夢中になること間違いなし。


※アイキャッチ:http://screenrant.com/avengers-age-of-ultron-timeline-hulk-hawkeye-vision-action/



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