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『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』の中国興収が日本興収を抜く事態になる

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久々の海外興収ネタです。@Sanyontamaです。

日本では2014年6月21日に公開された「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」が2016年2月26日から中国でも公開された。中国全土で上映されている模様。
早速興行収入が発表されたのだが、異様なことに日本の興収を公開初週で超えるという事態になっている。

日本興収の倍となる数字を記録

Box office Mojoによると日本での興収は215万ドル(約2.4億円 1ドル113円計算)だが、中国では449万ドル(約5.1億円)になっている。(※Box office Mojoはドルベースでの表記が基本)

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Seinto Seiya: Legend of Sanctuary


日本での興収は公開から終了までの全興収なのに対して、中国では2月26日から同28日までの3日間の数字となっている。
なお中国での映画入場料は2Dの場合35人民元前後から70人民元ほどである。映画館よって料金が異なるシステムだ。日本円にすると約611円~1220円ほどになる。(1人民元=17円計算)となることから、日本より多くの人が映画館に足を運んでいる計算になる。人口が日本よりも遥かに多いので、このような動員数になるのは仕方がないのかもしれない。

3月5日付の最新興収データでは3659万人民元となっている。日本円で約6億3958万円だ。日本の3倍近い興収になっている。

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興収だけに目を向ければ日本よりも稼いでいるという結果が出ている。ハリウッド映画でもアメリカ本国での興収よりも中国での興収のほうが多いという作品も多数出現している。パシフィックリムやターミネータージェニシスなどが記憶に新しい。

かつては海賊版で済ませ映画館で映画を見ない国と揶揄されていたが、現在では映画は映画館で見るものになっているようだ。聖闘士星矢も今まではネットなどで鑑賞してきたが映画館で見るのはやはり格別という意見もある。日本ではとっくにブルーレイが販売されており、非合法に鑑賞することも可能だが中国のファンは映画館で見ることを選んでいるようだ。

ちなみに聖闘士星矢はメキシコで4DX版が上映されていたとのこと。

BORUTOも中国で公開される

なお2月18日からは「BORUTO NARUTO the movie」も中国で公開されている。こちらも中国全土で公開されている。興行収入は1億人民元を超えている。日本円では約17億という数字になる。

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アメリカでも80館程度の規模で公開されたが91万ドルの興収はである。約1億円だ。

Boruto: Naruto the Movie (2015) - Box Office Mojo
つまり日本に次ぐ興収を記録したのは中国ということになる。

聖闘士星矢およびBORUTOは完全オリジナル(音声も日本語音声)での公開だ。冷え切った日中関係は日本アニメが救うのかもしれない。

巨大化する市場


2017年には世界最大の映画市場になると予測されている中国。この国だけでも100億円以上の興収を期待できる。現在、中国で大ヒットしている中国映画「美人魚」は中国だけで興収27億人民元(約400億円)を突破している。この数字は下手なハリウッド映画の世界興収に匹敵するほどだ。

世界は巨大市場の中国からいかに稼ぐかと苦心している。日本もそろそろ中国市場と本気で向き合う時期がきているのかもしれない。