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梅田の地下で迷うのは甘い、大阪人は梅田の『地下』と『地上』で迷う

位置感覚がつかめない@Sanyontamaです。

梅田の地下街って迷いますよね。
この前、梅田ブルク7にモンスターズ/新種襲来を観に行ったんですよ。上映まで時間があったんでヨドバシカメラでも行くかな、と思い歩いていたら一向にたどり着けなかったんですね。今まで知らなかった場所にたどり着いた時は「梅田広いっすね・・・」て感嘆するのと同時に泣きそうになったんですよ。おれ迷ってるな、やばいなって涙目ですよ。
地上に出ればたどり着けると思ったら、その地上ですら迷ったんですよ。もう意味が分かりません。大阪に住んでいるのに梅田で迷うなんて本当にどうかしてますよ。梅田ダンジョンってこういうことなんですね、と骨身に沁みました。
大阪人に案内を頼めば大丈夫だって思うでしょ? 大阪人でも梅田は迷います。地上でも迷う。その理由を記していきます。

常識に挑んでくる梅田地下迷宮

まずは梅田地下迷宮の話からしないといけません。なんで梅田の地下で迷うのかを説明していきます。

まず高低差がある点。地下なのに坂がある。地下街に坂があるのは珍しくないけど、その坂が長いので感覚を狂わせて来るんですよね。今は地下1階だっけ、2階だっけと自分のいる階数すら分からなくなるんですよ。

そして地下街が碁盤目状構造ではない点。地下街に放射線状の交差点があるんですよね。放射線状ってそもそも交差点じゃないだろって気もするんですけど。

ストリートビューって便利ですね。

こんな感じに放射線状になっている交差点がある。これのおかげで方向感覚が狂わされて、目当ての施設がどこにあるのかが分からなくなってしまう。この交差点にはビルの地下入口が、地上に続く階段がその隣には地下街が続いている。様々な要素がこの放射線状交差点に集約されているので、どの道が正しいのかが分からなくなってくる。アリの巣みたいに複雑怪奇。なぜこうも一か所にビルやらなにやらが密集してしまったのか。梅田は頭がおかしいと言わざるを得ません。

私が最も頭がイカれていると思ったのは大阪駅前第2ビルからJR東西線の北新地駅に通じる通路ね。
梅田地下街が迷う理由は地図や理屈とかじゃない。常識に挑戦してくる点ですよ。
こんなのとかね。

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従業員通路か搬入口の間違いだろ。

こんな通路というか階段なんですが、どう見たって罠ですよね。利用したいって思いますか? というか路線名だけの表記って・・・。何駅があるのか書いておけよと。不親切仕様もまた梅田地下の魅力なんですねえ・・・。

この階段はこんな感じになっている。

f:id:Sanyontama:20160117212440j:plain

駅の姿が見えないし、方向も分からねえ・・・。

外から見るとこうなっている。

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横に北新地駅がある。案内板ぐらいつけておけよ、と思う。こんな不親切さも梅田地下街の魅力なんですねえ。
というか「喫茶・飲食・遊技場」っていう表記も渋い。ノワール映画の闇市場っぽさある。
こういう訳の分からない表記で溢れているのも梅田ダンジョンの魅力。みんなも梅田の地下で迷子になろう!

僕たちは地上を知らない

梅田地下街で迷う理由はある程度理解してくれたと思うので今度は地上迷宮について書いていきます。

梅田の地下は快適なんです。地下街は商業施設だらけ。そのおかげで生活に必要なもののほとんどが揃ってしまう。デパ地下ともつながっているから今晩のおかずからマッサージまでそろってしまう。地下に入ったら外に出ないまま一日を過ごすなんてことはよくあること。地下から映画館にも行けますしね。娯楽もある程度揃っちゃってます。パチンコ屋も地下にあるしね。こう羅列していくとディストピアSFみたいだ・・・。

本題の大阪人が地上でも迷う理由。大阪人は地下街ばかりを利用するせいで、地上と地下の関連性を把握できないから迷ってしまう。
アニメファンご用達の梅田ブルク7が入居するイーマってどんな外観をしているのか分からない。いつも地下から入るせいで、ビルの外観を未だに把握できていないんです。

地下街が主要な商業ビルに通じているせいで外に出ずとも様々なビルに行けてしまう。そのせいで未だに各ビルの外観が分からない。大阪駅から地上に出て大阪駅第三ビルを目指せと言われても、どれが第三ビルなのか分からない。どんな形してるんですかね?と聞き返す羽目になる。

ビルの外観と名前が一致するのは梅田スカイビルと大阪ステーション、グランフロントとヨドバシ。それの主要百貨店とHEPぐらいだろうか。それ以外はよくわからない。第二第三ビルって言われてもピンと来ない。名前が似すぎているから余計に把握できないのですよ。

そして地上が迷宮になっている最大の理由は「渡れない道路の多さ」です。
大阪駅連絡橋口からヨドバシカメラ梅田を目指してみる。目と鼻の先にあるからすぐにたどり着けると思うかもしれないけど、これがたどり着けないんですよ。
ヨドバシカメラが存在する方角に向かって歩くと、気づいたらグランフロントの中にいる。あれ、おかしいぞ、とグランフロントを出てヨドバシカメラの方向に向かったら阪急梅田駅にたどり着いたりする。どういうわけかたどり着けない。

なぜなら大阪駅を内臓する大阪ステーションシティからヨドバシに通じる歩道橋がないから。

奥が大阪駅で左側がヨドバシカメラなんですが、連絡橋なんか一切ないでしょ。じゃあどうやってたどり着けばいいのかというと、地下に入るかこの横断歩道を利用するしかない。


大阪ステーションシティの構造もややこしいから、気を抜いているとこの横断歩道にもたどり着けない可能性がある。なんで連絡橋を作らなかったのか理解に苦しむよ私は。

目の前にある大型商業施設にすら安易にたどり着けない構造が梅田地上である。
そんなカオス構造のせいで外国人観光客に人気の梅田スカイビルにたどり着くことも難しい。タイムラプス撮影を行うために訪れたときは迷いに迷って撮影時間を大幅に失ってしまったほど。

目の前にスカイビルがある。でも北ヤードが大絶賛工事中だから地上から歩いてたどり着くのは至難の業。どうすればたどり着けるのかと言うと、一旦地下道を通るしかない。地上よりも地下に潜った方が早いというアクセスとは一体何なんだろうか。建物自体は目の前に見えているのに、迂回させられる怪奇なアクセス。梅田は恐ろしいところだ。

ランドマークや商業施設は目の前にあるのに全くたどり着けない絶妙な場所に横断歩道がないし、歩道橋もない。だから遠回りさせられてしまい、いつの間にか迷ってしまうのが梅田地上迷宮の正体。

梅田って例えるならRPGのマップなんですよね。
目の前に城が見えているのに、歩いても歩いてもたどり着けない。道が閉ざされているからたどり着けない。そんなことってありますよね。物語終盤になると道が整備されて簡単に通行できるようになっていたりする。日本のRPGにはこんなマップが多いけど、梅田は本当にこんな感じなんですよ。

至る所で工事が行われているから、1週間前まで利用できた歩道橋が今では使用不可になっていたりする。現在は大阪駅前が大規模に整備工事を行っているせいで通路が日々変化している。まるで生き物のように梅田は進化しているんです。
だから地上でも迷ってしまうんです。この前まであったはずのものが今は無い。その悲劇が大阪人を地上で迷子にさせる原因になっている。

地上も工事中なら地下も工事中。

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こういうの、本当にいいから。ますます迷うだけじゃないですか・・・。
なんでこう工事ばかり行われるのか。
今も梅田の構造は変化している。大阪人を迷わせるために、梅田は進化し続けるのだ・・・。

迷わない方法はあるのか?

日々進化してうごめく梅田と言う街で迷わないためにはどうすればいいのか。
スマホのナビアプリを使っても恐らく迷う。地上でも地下でも、日に日に構造が変化しているせいで、ナビ上では通れる道が無くなっている可能性だってある。

ならば大阪人に尋ねれば安心かと思うだろうけど、前述のとおり大阪人でも迷うから無意味。
じゃあ案内所に行けば、と思うだろうが案内所にもたどり着けないんだ。どこに案内所があるかそもそも分からないし、案内所までの道のりが分からない。つまりどうあがいても迷ってしまう。
どこに何があるのか未だに分からない。構造も日々変化しているから、視覚から得た記憶を頼りにすることも困難を極める。

でも一つだけ迷わない方法がある。
お笑いコンビのロザンを見つけるしかない。ロザンが道案内してくれる。
大阪のテレビ番組でロザンが梅田の道案内をするというコーナーが存在しています。道案内だけでワンコーナーを作れてしまうという事実。これこそ梅田の迷宮っぷりを象徴する現象だと思える。
大阪駅に彼らがいるかもしれない。迷ったら彼らを頼ればいい。彼らなら迷うことなく案内してくれるはず・・・。

梅田で迷ってロザンも見つけられない場合は潔くあきらめましょう。