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せまひろかん

どこまでも

せまひろかん

ネタとガチと小説的な物が存在している

刃牙のキャラクターたちは『自宅』で戦うと苦戦する説を考察するッ!!

刃牙

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 以前掲載した「範馬勇次郎はホテルで弱体化してしまうのかッ!?徹底考察するッッ!!」という記事が予想以上の反響を得て慄いている。
 その中でこんな反応があった。

 な、なるほど~ッッ!
 勇次郎はホテル暮らしの状態・・・。つまりホテルが自宅と捉えることができる。
 勇次郎ですらこの図式に当てはまってしまう・・・。この方が列挙しているように、この説は信ぴょう性が高そうだ。
 というわけで、今回も検証ッ!
 自宅及び自宅近辺、道場などそのキャラクターにとっては自宅同然の場所も含めて「自宅」の扱いにするッ! 
 無茶苦茶だよぅ!! という異論は認めない方向で。
 各キャラクターごとの戦績を列挙。

 

範馬刃牙


 ブラックペンタゴンでオリバに苦戦するも、謎の主人公補正で辛くも勝利する。
 千春に自宅を襲撃され、なぜか苦戦する。
 宮本武蔵との戦闘で、武蔵の現代における自宅、徳川邸にて弄ばれる。
 本部の道場で「ちゅどッ!」され背後を奪われる。

範馬勇次郎

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 ホテルオーガ。

    範馬勇次郎はホテルで弱体化してしまうのかッ!?徹底考察するッッ!! 

花山薫


 幼少編で刃牙に花山組事務所を襲撃され一発喰らってしまう。

愚地克巳


 神心会道場を襲撃したドリアンに弄ばれ首に重傷を負う。
 同じく道場にてドイルに粉じん爆発を受け、やけどを負う。

ビスケット・オリバ

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 彼の国ブラックペンタゴンにて。どう考えてもオリバが優勢だったのに、なぜか刃牙が勝利する。
 同じくブラックペンタゴンにて勇次郎と力比べをしカマセにされる。

愚地独歩


 自宅にて、ドリアンの待ち伏せを受けてしまい顔面を爆破される。らヴぃ~との結果に。
 武蔵の自宅、徳川邸にて戦闘。即KO。なんだァ?てめェ・・・。

烈海王

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 日本でのホーム、神心会道場にてドリアンと対峙するも逃げられる。
 

渋川剛気


 柳龍光と自宅でお茶をしていたらお湯を投げられ、呆気にとられている隙に刃物を眼前へと突き付けられてしまう。

柳龍光


 脱童貞でパワーアップというエロゲーイベントみたいな現象が発生した刃牙と戦闘。刃牙の自宅近くで敗北。

シコルスキー

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 刃牙の自宅近くで柳とタッグを組むも敗北する。

猪狩完至(アントニオ猪狩)


 自身のジムでシコルスキーにダンベルを投げつけられ小便をぶっかけられるなど、屈辱的な敗北を知る。

アレクサンダー・ガーレン


 養生中にシコルスキーの襲撃を受け敗北。なおシコルスキーは。

番外

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 SAGAにて。刃牙邸宅で梢江と情事に及んでいたが、梢江に責められ「ヤラれるッ!!」と焦りを見せていた。



 と、このような結果だろうか。見過ごしているものがあるかもしれない・・・。
 基本的に街中や地下闘技場などでは至って普通の戦況になるが、誰かの自宅(自宅近く)になると、どういうわけか苦戦することが多い。キャラクター単体で見ると刃牙世界でもトップクラスの実力を持つ刃牙や勇次郎、独歩ですら自宅で戦うと苦戦し、敗北していることが多い。
 
 勇次郎はホテル暮らしの状態だ。ホテルオーガ考察記事で「ホテルはくつろぐ場所だから、雰囲気などが作用して自然と心身に緩みが発生してしまう。地形効果のようなものが存在している」との説を提唱した。端的に言えばリラックスしてしまうからだ。
 だが、自宅で戦闘した場合もホテルオーガと同じ現象が発生している。

 なぜなのか?
 刃牙のキャラクターたちは自宅で戦うことがナンセンスという思考を持っているのでは。
 刃牙世界では地下闘技場が存在している。戦いたいのならそこに行けばいいのだ。ピクルや武蔵ですら、地下闘技場送りになっている。つまり、刃牙世界には戦いは地下闘技場という暗黙のルールが存在している。
 地下闘技場ならば強敵と戦える。親子喧嘩を終えた刃牙も地下闘技場に入り浸る退屈な日々を過ごしていたし、戦いは地下闘技場が当たり前の世界なのだ。
 特殊なのが死刑囚編や幼少編だ。幼少編は刃牙が地下闘技場の存在を知らなかったし、死刑囚編では特別ルールにより街中での戦闘が基本とされた。あと武蔵編ではご老公が刃牙と独歩を武蔵に引き合わせたため、徳川邸での戦闘になった。
 
 大擂台賽も中国の闘技場が舞台だった。特殊な状況を覗けば基本的に地下闘技場か、それに類する施設での戦闘になることが多い。闘技場ならば、心身ともに「戦闘」への準備が整っているから、各キャラクターは自分の持ち味を発揮できるのだろう。

 死刑囚編では地下闘技場で刃牙グループと死刑囚グループが邂逅するまで、各々は死刑囚の存在を知らなかった。だから克己と烈はドリアンを取り逃がしてしまったのだろう。
 その後は互いを敵として認識した。それでも自宅で戦うと苦戦するやつがいる。独歩と克己だ。両者は自宅で酷い目に合っている。いつどこでも戦闘が発生してもおかしくはない。それが死刑囚編のルールだ。なのにそれを忘れているかのように慢心しきっているのだ。

 刃牙も同じだ。千春と街中で戦い、一度は千春を敗北させた。その後自宅でくつろいでいると外にいる千春が戦う準備をしていることを察知し、面倒だから即諦める様に徹底的に痛めつけなければと思い至るも、千春の奇襲を受けてしまった。自宅に引きこもっている奴と戦うはずがない、と甘い考えがあったと推察される。

 柳も情事後の刃牙になら勝てるという妙な自信を持っていたことは確かだし、シコルスキーと共闘すればという考えも叶わなかった。

 オリバも刃牙と戦うときには2週間後という説明をしたが、刃牙その説明のさなかに戦いをしかけた。これもある意味奇襲と見ていいだろう。結果、オリバは敗北してしまうわけだ。
 花山薫も暴力団事務所にかちこんでくる刃牙に敗北している。組事務所を襲撃してくる人間なんかいるわけがない、と慢心していたのだろうか?
 
 猪狩もレスラー数人ならばシコルスキーに勝てると思い込んでいたし、ガーレンに至っては慢心どころか、予期せぬ奇襲を受けている。

 各キャラクターの自宅戦績をひも解いていくと、そこには「慢心」と「奇襲」が存在していることが見えてくる。
 刃牙世界屈指の実力者ですら自宅に奇襲されると敗北する確率が高い。
 
 自宅には乗り込んでくる人間はいない。そのような共通認識が刃牙世界には存在するのでは?
 刃牙ハウスに勇次郎が訪れたときは、勇次郎独特の雰囲気を感じ取ったために、出迎える準備ができたのだ。
 しかし、それ以外のキャラにはドラゴンボールの「気」を思わせる謎の雰囲気を放てるキャラクターは少ない。
 だから、自宅で心身を緩めてしまうのも仕方がないのかもしれない。

 ここは一家団欒、憩いの場所だ。ホテル以上にくつろげる空間。そこで戦いが発生することは死刑囚編の時を覗くとほとんどない。
 自宅という括りでまとめた道場も同じだ。練習、組手や演武を行う場所。基本的に。相手を破壊せぬ程度の優しい本気を見せる場所だ。
 両者ともに「真なる本気」を想定した場所ではない。そこで戦いが発生すると肉体や精神面が対応できないのかもしれない。ホテルオーガのような地形効果が発生している可能性はありえそうだ。

 勇次郎はSAGA前に刃牙ハウスで刃牙に手を出さないどころかアドバイスしていたし、自宅ってかなり凄い効果があるんじゃないのかと。その前まで「色を知る歳か」と憤慨していたのに、この子煩悩パパったらどういう心理してるのかしら。
 そのSAGA本編では刃牙は凄い焦りまくっていた。やられるってなんだよ・・・。
 
 死刑囚編のようにな特殊環境以外で自宅への奇襲が発生したこともなかったはずだ。立ち合いを欲している場合、愚地親子ならば空手道大会、それ以外のキャラなら街中での喧嘩や地下闘技場を利用すればいい。
 刃牙世界をひも解いていくと、奇襲という物がほとんど発生していないのだ。
 刃牙は例外だ。ガイア(野村)や夜叉猿などの奇襲を受けており、刃牙世界では奇襲になれている稀有な存在となる。しかし千春に自宅を襲撃されパンチをもらうなどしているため、奇襲に慣れていても対応が出来ていない面も見せている。
 勇次郎も数々の戦場を渡り歩いてきて、奇襲は慣れっこのはずだ。
 しかし、勇次郎も麻酔銃に撃たれている。
 地上最強の生物も奇襲により敗北しているため、刃牙世界で「奇襲」はかなり有効な手立てなのかもしれない。
 
 その達人が戦う所を見たことがないッ! 達人は保護されているッ!!
 刃牙屈指の有名セリフがある。
 このセリフが彼らには当てはまるのだろう。街中で達人へ攻撃を仕掛ける人間はいないし、いても一撃で蹴散らすことが出来る。達人だと名が広まっているからこそ、誰もうかつに手出しできないのだ。
 独歩も渋川先生なんて顕著だろう。武神と呼ばれ、達人と呼ばれる両者。その名は各所に轟いているから、誰も奇襲を仕掛けることはない。
 しかし死刑囚編のような、とてつもない存在が奇襲を仕掛けてくる。こんな現状が起きたことは久しいことだったのでは。若き日に、才能を潰すべく数々の奇襲を受けたことは推察される。しかし、それは遥か過去のことだ。今の地位になってから彼らは長かったはず。だからこそ、奇襲を忘れ、慢心していたと考えられる。
 つまりは「保護」されていたのだ。誰からも攻撃を受けない。受けても即対処できるという「保護」状態になっている。
 その保護下に長らくいたせいで、彼らは武の本質を見失っていたのかもしれない。

 刃牙をひも解いていくと、意外にもキャラクター達には付け入る隙が多いことが判明した。
 武道家、格闘家なのに奇襲に弱い。自宅周辺だと尚更苦戦する。

 以上から、自宅で戦うと苦戦するという説の信ぴょう性は高いと思われる。
 これは自宅というやすらぎの地形効果。謎の慢心。そして彼らが奇襲に弱いという一面を持つこと。この3つが相乗効果を起こし、その結果でキャラクターが弱体化するのだろう。

 結局、刃牙のキャラクターは結構アホぞろいってことだ。