せまひろかん

どこまでも

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ネタとガチと小説的な物が存在している
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小説的な物体

遺品焼却人 

著:@Sanyontama物には魂が宿るという。それが植物や無機物でも変わることはない。目の前に存在する物ならば魂が宿っている。この国では昔から言われていることだ。長年使ってきたものを捨てる瞬間、心に一瞬の迷いが出ることがある。物に愛着が湧いている…

本当の幸せという物が分からない

@Sanyontamaです。朝七時には家を出る。通勤時間は三十分ほどなので朝八時の朝礼と言う無意味な儀式には余裕で間に合う計算だ。職場に着くとコーヒーを飲んで今日の流れを頭で組み立てる。そんなことをしていると八時になり、憂鬱な一日が始まるのだ。今日も…

僕は『紙の本』を知らない

@Sanyontamaです。祖父が死んだ。入退院を繰り返していたから覚悟をしていたのだけど、やってくるときは突然だから戸惑ってしまう。就職してからというもの、祖父とは盆と正月ぐらいにしか会っていなかった。僅かでも交流する時間を増やせていればと考えるけ…

ネット上の会話相手が存在していなかった

@Sanyontamaです。 とあるファーストフード店の片隅でコーラを飲みつつスマホを弄る。そんな場末の雰囲気を漂わせる男が僕である。僕はTwitterを眺めている。ソーシャルゲームはしない。スマホを弄っているならば十中八九Twitterの画面が表示されている。ソ…